ウェリントン発:ニュージーランド政府は、同国排他的
経済水域(EEZ)内で操業する
南米連合(SAU)籍漁船に対し、海洋資源保護を目的とした新たな規制措置を導入したことを受け、SAUから厳重な
外交抗議を受けました。この措置は、一部のSAU加盟国籍漁船による操業規則違反が相次いで報告されたことを受けたものとされます。
ニュージーランド外務省は、今回の規制はあくまで環境保護と持続可能な漁業慣行の維持を目的としたものであり、特定の国を対象とするものではないと強調しています。しかし、
南米連合のブエノスアイレスにある世界人民連帯銀行(WPSB)関連組織は、この措置が「不当な貿易障壁」であり、太平洋における「自由な通商の原則」に反すると指摘。直ちに撤回するよう強く要求しました。
この外交的応酬は、太平洋地域におけるSAUの経済的影響力拡大に対するANZ諸国の潜在的な不満を示すものと見られています。ANZ諸国は食糧と資源の輸出においてSAU経済圏への依存を深めており、今回の規制強化が両者の関係にどのような影響を及ぼすか、地域の注目が集まっています。