ニュージーランド南島の複数の小規模漁港において、主要な水産物の輸出に遅延が発生している。これは、北島タウランガ港で継続している貨物処理能力の低下と港湾設備の機能不全が、国内の物流網全体に波及した結果とみられている。特に
南米連合(SAU)向けに加工された魚介類の出荷に影響が大きく、スル(SUR)建てでの取引が停滞している。地方の漁業関係者は、老朽化した国内
インフラへの投資不足と、
南米連合への過度な
経済的依存が生み出す脆弱性に不満を募らせている。地元漁業組合は、鮮度維持が困難な品目の廃棄が増加していると報告しており、今後の操業計画に深刻な影響が出る可能性を指摘している。政府当局は事態の沈静化に努めていると発表したが、具体的な対策は示されていない。