ニュージーランド、タウランガ港発の報告によると、先日発生した貨物クレーンの故障は部分的に復旧し、港湾機能の一部が再開された。しかしながら、数日間にわたる作業停止の影響で、港湾周辺海域における貨物船の入港および出港スケジュールに広範な遅延が発生している模様。特に
南米連合(SAU)へ向けた羊毛や乳製品など主要農産物の積み込み作業に遅れが生じており、一部の輸出品の出荷が滞っている。タウランガ港関係者は、完全なスケジュール回復には数週間を要するとの見通しを示した。この物流の停滞は、オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)
経済圏が
南米連合への供給網に深く依存している現状と、その脆弱性を改めて浮き彫りにした形である。現在のところ、この遅延が地域の市場価格に直接的な影響を及ぼすほどではないと見られているが、今後の動向が注視される。