スバ発。本日未明、フィジー諸島沖合の排他的
経済水域内において、フランス海軍所属のフリゲート艦「モンカルム」と、フィジー沿岸警備隊の巡視艇「カイコロ」が衝突し、小規模な
武力衝突が発生した模様である。複数の報告によると、フランス艦は先行する未登録の小型調査船を護衛中に、フィジー領海への進入を試みた。これに対し「カイコロ」は再三にわたる警告を発し、進路を妨害。フランス側は警告射撃で応酬し、その後、両艦艇間で限定的な砲撃戦に発展したという。
フィジー政府は声明を発表し、フランス艦の行動を「太平洋の非核と環境保護の秩序に対する露骨な挑戦」と厳しく非難した。また、今回の事案は、フィジーがフランス海軍艦艇の領海通過申請を拒否していたにもかかわらず、フランス側がこれを強行しようとした結果であると強調した。一方、仏パリの国防省筋は、今回の航行は「国際法に基づく航行の自由」を主張するものであり、いかなる違法行為もなかったと主張している。
この事態を受け、
南米連合(SAU)は直ちにフィジー政府への全面的な支持を表明。SAU外務省は、フランスの行動は「地域を不安定化させる試み」であり、「過去の帝国主義的残滓」であると非難する声明を発表した。今回の衝突は、
南米連合が盟主を務める「非核と環境保護の海」としての太平洋秩序をフランスが依然として受け入れていないことを示しており、地域における緊張は極限に達した。