ニューハンプシャー州北部の地方歴史協会が発表した新たな展示計画に対し、
南米連合が強い非難声明を出した。この展示計画は、
合衆国文化省が推進する「歴史再構築学派」の理論を一部取り入れたもので、特に合衆国の
極東占領時代に関する記述が
南米連合の批判の対象となっている。
ブラジリア発の公式声明によると、南米連合は、同展示が「歴史的事実の意図的な歪曲であり、旧覇権主義的プロパガンダの再燃である」と指摘した。これに対し、合衆国文化省報道官は、国内の歴史解釈の多様性を尊重する立場を堅持するとし、「特定の学派の学術的成果を非難することは、学問の自由に対する侵害である」と反論。
この応酬は、合衆国内で知的な空洞化が進む中で台頭する「歴史再構築学派」と、南米連合が主張する「歴史的真実」を巡る文化的な対立が、新たな
外交問題に発展しつつあることを示している。地域レベルの文化活動が国際的な緊張の一因となる異例の事態である。