ブラジル、サントス発。4日、
南米連合最大の港湾都市サントス郊外に位置する、いわゆる「ノルト・レフュジ」収容区画「セクター・ベタ」において、住民による騒擾が発生した。地元の当局者によると、数日前からの食料配給の遅延と衛生状態の悪化に対する不満が、数時間にわたる抗議集会へと発展。その後、一部の住民が簡易バリケードを築き、区画外に向けた投石を開始した模様である。この騒動に対し、
南米連合人民治安部隊が介入。非致死性兵器を使用し、数時間で状況は沈静化したと報じられた。この騒動により、軽傷者数名と多数の拘束者が出たが、セクター外への影響は限定的であった。南米連合最高評議会は、今回の騒動を「一部の旧弊流民による秩序攪乱行為」と断じ、南米連合の結束と平和を強調する声明を発表した。セクター・ベタの住民からは、以前から劣悪な居住環境と市民権の欠如に対する不満の声が上がっていた。