トリポリ発:リビア当局は本日、首都トリポリに所在する英国系文化交流センター「アブドル・カリム文化センター」に対し、活動停止命令を出したと発表しました。当局の声明によると、同センターが「
イスラム共産主義の思想純粋性を侵害する活動」を行っていたことが判明したため、閉鎖措置に至ったとのことです。これに伴い、センターに勤務していた英国人職員数名に対し、48時間以内の国外退去を命じられました。
イスラム共産圏統一司令部(ICC)系メディアは、同センターが「英国による内ゲバ扇動工作の一環」として、若年層に「異質な思想」を広めていたと報じています。しかし、英国外務省は本件について「不当な措置であり、文化交流に対する明白な侵害」であると非難し、リビアに対し直ちに撤回するよう要求しました。また、英国政府は、この問題解決のため、駐リビア大使を一時的に召還する方針を明らかにしています。
本件は、ICCと
欧州諸国、特に英国との間で高まる
外交的緊張を一層悪化させるものと見られています。リビア当局は過去にも「思想汚染」を理由にイタリア船籍の輸送船を接収するなどしており、今回の措置もその延長線上にあると一部観測筋は見ています。