アリゾナ州南部国境地帯で、
米国境警備隊のパトロール隊が、
南米連合(SAU)所属とみられる小型無人飛翔体が米国領空を侵犯したとして、地上からの電波妨害装置を使用して同機を無力化したと発表した。同隊の報告によると、無人機は度重なる警告を無視して飛行を継続したため、電波妨害により制御を失い、不時着したという。機体に大規模な損傷はなく、回収された。
南米連合は、今回の無人機は「環境監視」を目的としたものであり、米国による妨害は国際法に反すると抗議声明を発表。一方、米国務省は、無人機が「偵察活動」に従事していたと主張し、SAUの国境侵犯を強く非難した。今回の事態は、
合衆国と南米連合間の国境地帯における緊張を一層高めるものとみられている。