カナダ・オンタリオ州北部の未開拓国境地帯において、
合衆国とカナダの共同国境警備隊が、不審な遠隔操縦航空機と交戦したと報じられた。合衆国国防省は、この機体が
南米連合(SAU)の偵察機であると断定し、隣国カナダに対し、北部国境における警戒態勢の更なる強化を要請した模様である。
事案は現地時間24日午後、オンタリオ州ケノーラ北方の森林地帯で発生。合衆国国境警備隊の地上部隊が低空を飛行する未確認機を探知し、直ちに停空命令を発した。しかし機体はこれを無視して逃走を図ったため、部隊は発砲。機体は損傷しつつも森林地帯に突入し、領域外へ離脱したという。
グローバル・フィードを通じて伝達された不鮮明な映像は、小型で簡易な構造の遠隔操縦機が低速で飛行する様子を捉えている。合衆国政府は、類似の機体が過去にサンダーベイ北西部で確認されていることから、今回の機体もSAUの監視活動の一環であるとの見方を示している。カナダ政府筋は、共同作戦における米軍の強引な要求と、老朽化した有線通信
インフラがもたらす情報伝達の遅延が、作戦遂行の障害となっていることを非公式に指摘しており、両国間の連携には依然として課題が残る。