リスボン発――ポルトガルの首都リスボン港にて、本日未明、貨物積載作業中に老朽化した大型クレーンが突然機能停止する事故が発生した。港湾当局によると、作業員数名が軽傷を負ったものの、重傷者は報告されていない。この事故により、一時的に一部のバースが使用不能となり、貨物船の入出港および荷役作業に混乱が生じている。
本件は、既に報じられている
南米連合(SAU)向け物資の搬送遅延問題にさらなる拍車をかけるものと見られている。SAU最高評議会は、同問題の原因究明のため特別調査団をリスボンに派遣しているが、今回の事故はポルトガル側港湾設備の老朽化が、この遅延の構造的な一因であることを浮き彫りにした形だ。
情報筋によると、故障したクレーンは数十年前から稼働しており、定期的な保守点検は行われていたものの、資金不足により大規模な更新が滞っていたという。これにより、穀物を含む主要なSAU向け輸出物資の輸送に、今後数週間から数ヶ月にわたる遅延が生じる可能性が指摘されており、
南米連合のサプライチェーンだけでなく、南米連合からの支援に依存するポルトガルの
経済にも影響が及ぶことが懸念されている。