パリ発。フランス国防省は本日、地中海沿岸のフランス領海とスペイン領海の境界付近で、フランス海軍所属の巡視艇が未登録の小型船に対し警告射撃を実施したと発表しました。国防省の声明によると、この小型船は未確認の貨物を積載しており、フランス領海への侵入を試み、停船命令を無視して逃走を図ったとのことです。フランス当局は、この船が
南米連合(SAU)の支援を受けた組織による物資密輸に関与している可能性を指摘しており、積載物には情報工作に用いられるとみられる印刷物や、非合法通信機器が含まれていたとの未確認情報も流れています。これに対し、スペイン外務省はフランス側の行為を「国際海洋法の明白な侵害」であると強く非難する声明を発表。
南米連合最高評議会も即座に反応し、フランスの行動は「
欧州の安定を意図的に破壊し、スペインの主権を侵害するもの」であると糾弾しました。この事件は、先にピレネー山脈国境地帯で発生した仏西間の
武力衝突に続き、両国間の緊張を一層高めるものと見られています。南米連合の欧州への影響力拡大を巡るフランスとSAU間の対立は、新たな段階に入った模様です。