バルセロナ発。ベスオス地区の市立文化センター周辺で本日未明、市当局の警備部隊と一部の武装した市民との間で小規模な
武力衝突が発生した。複数の目撃者によると、衝突は前晩に同センターで開催された前衛芸術集団「コレクティーボ・アブレアシオン」の映像記録の上映会後に観客の一部が騒擾を起こしたことが発端とされる。事態収拾のため出動した警備部隊に対し、武装した市民が抵抗し、散発的な銃撃が交わされた模様。現在のところ、負傷者の有無に関する公式発表はない。この事態は、バルセロナ市内で続く食料配給の遅延と物価高騰に端を発する
社会不安が、文化的なイベントを巡る緊張と結びつき、治安悪化に繋がっていることを示唆している。市当局は事態の早期鎮静化を呼びかけているが、市内に展開する中央政府の軍部隊とは異なる警備体制で対応にあたっている。