【バルセロナ発】 バルセロナ港の閉鎖措置が継続され、港湾における貨物の荷揚げが停滞している。これにより、食料品に加えて工業用部品や原材料の供給にも支障が出ており、地域
経済に局地的な影響が顕在化している模様だ。グローバル・フィード経由の報告によると、市郊外に位置する小規模な織物工場数社や精密機械部品工房が、主要な輸入部品の到着遅延により操業停止に追い込まれているという。これらの施設では、数十名規模の労働者が一時解雇されており、周辺地域の購買力低下に繋がり、静かな経済的打撃が広がっている。バルセロナ市当局は、この事態の打開策として、以前スペイン中央政府が拒否した
南米連合からの「港湾管理技術顧問団」派遣提案を再検討する姿勢を見せている。市当局の動きは、長期化する港湾の機能不全に対し、外部勢力への依存を許容する可能性を示唆しており、今後の動向が注目される。