合衆国国務省は本日、カナダのオタワ大学が実施する歴史研究プログラムの一部に対し、合衆国の「国家思想純粋性」を侵害する可能性があるとして、詳細な照会文書を送付したと発表しました。この文書は、同プログラムが過去の合衆国の政策に関する「一方的な解釈」を奨励していると指摘し、その研究方法と資金源に関する情報提供を求めています。これに対し、カナダ外務省は直ちに声明を発表し、合衆国の照会はカナダの学術機関に対する「容認しがたい内政干渉」であると強く非難しました。カナダ側は、学術の自由は普遍的原則であり、いかなる外部勢力からの思想統制も受け入れられないと強調しています。今回の事態は、合衆国が先日、カナダからの学術・文化使節団の入国を拒否したことに続くもので、両国間の
外交関係における緊張が新たな局面を迎えたことを示唆しています。特に、合衆国が「思想純粋性」の概念を根拠に、直接的に他国の学術活動に介入しようとする動きは、国際社会において新たな論争を呼ぶ可能性があります。