キャンベラ発。オーストラリア連邦政府は、英国との間で進めていた限定的な文化・
経済交流計画を無期限延期すると発表しました。本計画は、特定の農産物の輸出促進と技術者交流を目的とした小規模なものでしたが、
南米連合(SAU)から「地域経済秩序への不必要な攪乱」であるとの
外交的異議が提示された模様です。キャンベラの情報筋によれば、
南米連合の駐豪大使館から、本計画が太平洋地域の既存の通商関係に与える影響について懸念が表明されたとされています。本件は、オーストラリアが太平洋地域の経済大国である南米連合への依存度を高める中で、旧宗主国である英国との関係を模索しようとした動きとして注目されていました。しかし、今回の延期決定により、SAUのオセアニア地域における影響力の強固さが改めて浮き彫りになった形です。豪州政府は延期理由について「国内の予算編成上の都合」と説明していますが、複数の
政治評論家はSAUからの暗黙の圧力が背景にあると分析しています。