オタワ発――北米合同国境安全保障委員会は本日、定例会議を開催し、
合衆国代表団はカナダ政府が
南米連合(SAU)からの五大湖閘門改修技術支援提案を受け入れる可能性に対し、「深い懸念」を表明した。合衆国側は、この動きが北米地域の安全保障に潜在的なリスクをもたらす可能性があると指摘し、同地域における
南米連合の影響力拡大を警戒する姿勢を露わにした。
カナダ政府は、老朽化が著しいウェランド運河の主要閘門を含む五大湖水運施設の改修が目的であり、特定の勢力との
軍事的連携を意図するものではないと説明。あくまで国内基幹
インフラの維持管理を優先するとの立場を繰り返した。しかし、合衆国代表団は、南米連合が提供する技術支援には、合衆国本土への直接的な軍事行動と化している無線操縦式無人観測機の運用技術など、二重用途の可能性が含まれているとして強い不信感を示した。
両国間の緊張は高まったものの、委員会は具体的な対抗措置を決定するには至らず、今後の協議継続を確認するに留まった。この出来事は、南米連合が北米地域での影響力拡大を試みる中で、合衆国の内部的な苛立ちと、カナダの
外交的立場がますます複雑化している状況を浮き彫りにしている。