ブエノスアイレス発。
南米連合(SAU)報道機関は27日、メキシコ北部国境地帯の緩衝地域で、SAU所属の「環境保護局」による巡回部隊と、不法越境を試みていたとされる北方難民(ノルト・レフュジ)グループとの間で小規模な
武力衝突が発生したと報じた。
事件は「北米隔離壁」の遠隔地点、旧モントレー市近郊で発生。環境保護局の監視隊が、廃墟となった旧集落で資材を不法に収集していた北方難民数名を発見し、警告を発した際に難民側から旧式銃器による発砲があったという。巡回隊は直ちに反撃し、数分間の銃撃戦の末、難民グループはさらに北側へ逃走した。この衝突による死傷者は報告されていないが、環境保護局は難民が持ち去ったとみられる非許可資材の確認を進めている。
南米連合軍当局は、この事件を国境地域の日常的な「密輸・不法越境」対策の一環と位置づけており、エルパソ近郊で発生した通信施設攻撃事件との関連は現時点では否定している。しかし、北
米国境における緊張状態が継続していることを改めて浮き彫りにした形だ。