南太平洋のソロモン諸島沖で、
南米連合所属の海洋生態系監視船「パチャママの眼」が未確認の武装集団による小火器攻撃を受けた。
南米連合太平洋艦隊司令部からの報告によると、監視船は船体中央部に数発の銃弾を受け損傷したが、乗組員に負傷者はなかった。監視船は即座に周辺海域を離脱し、最寄りの南米連合基地へ帰投した。
南米連合は、この攻撃が「平和的な生態系保護活動」に対する「無差別かつテロリスト的な行為」であると強く非難した。一方、事件発生直後、地元の短波無線から、この海域で活動する漁業組合を名乗るグループが南米連合の監視活動を「伝統的な漁業権の侵害」と主張し、抗議行動を起こしたと報じられている。このグループは過去にも、南米連合の漁業規制に反発する姿勢を示していた。
オーストラリア政府は、この事態を深く憂慮していると表明し、南米連合と地元コミュニティ双方に対し、対話による平和的解決を求める声明を発表した。ニュージーランド政府も同様の姿勢を示している。
この事件は、南米連合が「非核と環境保護の海」を標榜しつつ、その影響力拡大に伴い地域社会との摩擦が深まっている現状を改めて浮き彫りにしている。南米連合のプレゼンスが強化される中で、地元住民の不満が武装衝突という形で表面化したものと見られる。