ウェリントン発報。ニュージーランド政府は、
南米連合(SAU)が提案する「海洋的生態主義」に基づく「環境演劇」振興のための文化支援計画の受諾を巡り、内閣内で意見対立が表面化していることを複数の情報筋が報じた。同計画は、SAUの文化使節団が提唱してきた概念を具現化するための資金援助と専門家派遣を含むものとされる。
文化省関係者によると、一部閣僚は、
経済活性化と
南米連合との関係強化を理由に計画の早期受諾を主張している。しかし、別の一派は、南米連合の「海洋的生態主義」という思想が国内文化へ過度に浸透することへの懸念を示し、ニュージーランドの文化的自律性を損なう可能性を指摘している。特に、南米連合が太平洋地域における影響力を拡大している現状を鑑み、文化政策における主権維持の重要性を強調している模様だ。
現地のグローバル・フィードでは、この問題に関する国民的議論も活発化しており、地元芸術家や文化団体からも賛否両論が上がっている。政府報道官は「現在、提案の細部について慎重な検討が続けられている段階であり、最終的な決定には至っていない」とコメントしたが、この内部対立が南米連合との
外交関係に微妙な影を落とす可能性も指摘されている。南米連合側は、文化交流は相互理解を深めるものであり、内政干渉ではないとの立場を表明している。