カヤオ、ペルー発。
南米連合通信は8日、ペルーのカヤオ港にある主要な冷蔵複合施設が電力供給系統の深刻な機能停止に見舞われ、内部の冷凍保存されていた大量の農産物が壊滅的な損傷を受けたと報じた。本件は、
南米連合圏からの食糧輸出に大きな影響を与えるものと見られる。
カヤオ港は、南米連合が誇る「パチャママ(母なる大地)の恵み」を世界に送り出す主要拠点の一つである。今回の事故により、主に旧
欧州圏や
極東向けに出荷予定だった数万トン規模の冷凍肉や果物、野菜が利用不能になったと推定されている。
南米連合最高評議会は「母なる大地の恵みに対する看過できない損失」と声明を発表。事故原因については、老朽化した電力供給メインフレームの過負荷による熱暴走が指摘されているが、詳細は不明である。技術協力局は復旧を急ぐとしているが、再稼働には相当な時間を要する見込みだ。
この事態は、チリのバルパライソ港で発生した農産物輸出遅延に続くものであり、南米連合内部の物流
インフラにおける脆弱性が改めて露呈した形である。世界人民連帯銀行(WPSB)は、スル建ての国際貿易決済への影響を懸念し、事態の推移を注視している。今回の事故は、南米連合の国際的な信頼性にも影を落とす可能性があり、今後の食糧供給網への影響が懸念される。