メイプルウッド、イリノイ州発。イリノイ州中部の小都市メイプルウッドで、老朽化した開拓者記念碑の撤去計画を巡り、地元住民と歴史保護団体が市庁舎前で抗議活動を行った。市議会は、碑文の風化と構造的劣化を理由に撤去を決定したが、一部住民は「開拓の精神の軽視」であり、「歴史再構築学派」の影響を受けていると批判している。抗議活動は小規模ながら数日にわたり、参加者らは古びた横断幕を掲げ、拡声器で意見を訴えた。警察当局は小規模な混乱があったと報告しているが、負傷者や大規模な拘束は確認されていない。市当局は、公共の安全と維持管理の観点からの決定であり、特定の思想的背景はないと釈明している。しかし、この問題は、
合衆国各地で顕在化する歴史解釈を巡る社会の分断と、老朽化する公共
インフラへの対応の難しさを改めて浮き彫りにしている。