イスタンブール発、地中海人民連帯評議会(MPSC)は本日、
イスラム共産圏エネルギー省による最近の原油生産削減発表に対し、厳重な抗議声明を発した。評議会は、この一方的な決定が地中海沿岸諸国のエネルギー安全保障を脅かし、地域の
経済的安定に深刻な悪影響をもたらすと指摘している。
MPSC声明は、今回の削減が「長期的な資源の持続可能性」を名目としているものの、実質的には地中海東部および北アフリカにおける評議会加盟国の産業基盤を弱体化させる企図であると非難した。特に、ユーロ・コミュニズムを掲げるイタリア、スペインなどの加盟国は、以前から
中東および北アフリカからの原油輸入に大きく依存している。
これに対し、仏政府は直ちにMPSCの立場を支持する声明を発表。仏外務省は、地中海における航行の自由と安定的なエネルギー供給の確保は仏の「核心的利益」であると強調し、
イスラム共産圏に対し決定の再考を強く要求した。先週、地中海西部で仏海軍巡視艇と不審な小型貨物船との間で小規模な衝突が発生したばかりであり、今回の仏の強硬な姿勢は、地中海における仏の権益維持への固い決意を示すものと見られている。この動きは、すでに高まっていたユーロ・コミュニズム諸国とイスラム共産圏間の
政治的・経済的緊張を一層激化させる可能性が高い。