カザフ・ソビエト社会主義共和国南部国境地帯において、国家自動化システム(
OGAS)に統制された無人監視システムが誤作動を起こし、
イスラム共産圏からの遊牧民複数名が一時的に拘束される事態が発生した。これに対し、
イスラム共産圏は
外交ルートを通じてソビエト連邦に対し厳重な抗議を表明した。
タジキスタンとの国境に近い、カザフ南部の山岳地帯において、今月15日、OGASに接続された地上センサーと光学監視装置が、国境線を越えて移動していた遊牧民の一団を「不法侵入者」として誤って識別したとされる。これにより、
ソ連国境警備隊が緊急出動し、遊牧民数名を拘束。身元確認後、彼らは解放されたが、イスラム共産圏政府は即座にこれを「不当な越境行為の主張」であり、「両国間の伝統的な移動経路に対する干渉」であるとして非難した。
ソビエト連邦計算機科学アカデミー中央研究所は、当該システムは「予期せぬ外部ノイズによる一時的な最適化調整」を受けていたものの、国境警備機能には問題がなかったと主張。しかし、グローバル・フィードでは、最近報じられたスヴェルドロフスクでのOGASサブモジュールの「非最適化」出力や、シムケント市での食糧
暴動の余波としての抗議活動など、OGAS全般における継続的な不安定化と関連付ける見方も強まっている。
この事件は、ソ連とイスラム共産圏が接する中央アジア国境地帯における緊張状態を再び浮き彫りにした。両国間の外交関係は、OGASの演算に基づくソ連の機械的な国境管理と、イスラム共産圏の口承に基づいた地域協定との間の根本的な差異により、長らく摩擦を抱えている。