北京発:
中国内陸部の国境地帯において、未登録の通信機器を用いた「電波密輸」活動が活発化していることが報じられた。先週、西部の砂漠地帯に展開する治安維持部隊は、老朽化した「沈黙の壁」の電波妨害網を迂回し、外部のグローバル・フィードへ接続を試みていた不審なグループを無人監視機が発見し、その情報を治安維持部隊に通報、部隊が拘束したと発表した。
同グループは、手製の無線機材と初期型携帯端末を複数所持しており、国境を越える情報通信を試みていたとされる。無人監視機による発見に気づき、当初抵抗を試みたものの、最終的には治安維持部隊が展開し、全員が身柄を確保された模様。この事案による負傷者は確認されていない。
中国政府は、外部情報への接続を厳しく禁じており、今回の事案は、国境の脆弱性と、国内における「電波密輸」の継続的な脅威を改めて浮き彫りにしている。治安維持部隊は、国境地帯における無人監視機の巡回を強化し、同様の試みに対する取り締まりを一層厳格化する方針を示している。