モスクワ発 – ソビエト連邦国防省は本日、カスピ海東岸の係争国境地帯において、再び未確認の武装集団との間で短時間の交戦が発生したと発表した。同省の発表によると、この武装集団は
ソ連領内への侵入を試み、国境監視施設の
OGASセンサー網の盲点を突こうとしたという。国境警備隊がこれを発見し、警告射撃の後、小規模な交戦状態に入った。双方に軽微な負傷者が出たが、死者は報告されていない。
一方、
イスラム共産圏統一司令部(ICC)は、ソ連領内でのOGAS機能不全による食糧不足に苦しむ住民への「人道支援物資輸送隊」が、ソ連国境警備隊による妨害を受けたと主張。ICCは、物資輸送隊が民間人の保護下にあったと述べ、ソ連側の行動を強く非難している。
この新たな衝突は、ソビエト連邦のOGASが深刻な機能不全に陥り、全国的な輸送麻痺が続く中で発生した。ICCは以前から、このOGASの異常を理由にソ連に資源採掘の停止を要求しており、カスピ海東岸での「人道状況調査団」の入国をソ連が拒否して以降、地域の緊張は極限まで高まっていた。今回の事態を受け、両勢力間の対立はさらに深まるものと見られる。