【ポートリンカーン】南オーストラリア州ポートリンカーン港の主要穀物ターミナルにおける貨物管理制御計算機システムの機能不調が継続し、複数の穀物運搬船の出港遅延が長期化している。この事態は、同州の主要穀物輸出に深刻な影響を与え、地域
経済への波及が懸念されている。
地元農家からは、輸出停滞による穀物価格の下落を懸念する声が上がっており、ANZ政府は事態の収拾に努めている。しかし、システム復旧の目処は依然として立っておらず、必要な輸入部品の調達難が復旧作業の大きな障壁となっている。
こうした状況を受け、
南米連合(SAU)はANZ政府に対し、技術支援の提供を打診した模様である。報道によると、SAUは専門家チームの派遣と、代替の制御演算機部品の供給を提案しているという。ANZ政府内では、この申し出を受け入れることで、
南米連合への経済的・技術的依存がさらに深まることへの懸念も浮上しているが、目先の経済的打撃を回避するためには選択肢が限られているとの見方が強い。