ブエノスアイレス発。
南米連合が主催する「汎
南米文化遺産保護・発展に関する国際学術会議」において、
アルゼンチン・コルドバ市で進行中の公共壁画「連帯の響宴」を巡る論争が議題となり、南米連合の文化政策に対する批判が公の場で表明された。
地元インディヘナ文化団体「パチャママの種子」は、壁画が伝統的な美学と精神を軽視しているとして撤去を要求しており、会議では同団体の代表がグローバル・フィードを通じて意見を述べた。一部の国際学者からは、南米連合が掲げる「インディオ・カトリック社会主義」の理念と現実の文化政策との間に乖離があるとの指摘がなされ、活発な議論が展開された。
会議の議長を務める南米連合文化省の報道官は、議論の重要性を認めつつも、「これは加盟国が自律的に解決すべき地域の問題であり、南米連合全体の文化統合を揺るがすものではない」と強調した。しかし、この論争は、南米連合の多文化共生政策における内部的課題を浮き彫りにするものとして、今後の動向が注目される。