コルドバ市発:
南米連合圏のコルドバ市で、新たに公開された公共壁画「連帯の響宴」に対し、地元インディヘナ文化団体「大地の子らの会」が公式な異議申し立てを行い、市当局に壁画の撤去を要求した。この壁画は、
南米連合最高評議会が推進する「ネオ・ムラリスモ」運動の一環として市中心部に設置されたもので、「パチャママの連帯と労働者の解放」をテーマにしていると説明されている。
しかし、「大地の子らの会」は、壁画の抽象的な様式が伝統的なインディヘナの意匠を逸脱しており、特定の部族の象徴が不適切に引用されていると主張。同会の代表はグローバル・フィードを通じて声明を発表し、「我々の祖先の精神は、安易な
政治的解釈や普遍的なスローガンの道具ではない。これは文化冒涜に他ならない」と強く非難した。
これに対し、コルドバ市文化委員会は「壁画は南米連合の多文化的な連帯を普遍的に表現したものであり、特定の部族を指すものではない」と反論。対話の姿勢を示すとともに、芸術的表現の自由を擁護する立場を表明した。この件は、南米連合圏における文化表現と政治的メッセージの均衡、および多様な民族文化の解釈を巡る議論を再燃させており、一部の市民の間では壁画前での小規模な抗議活動が散発している。