バルセロナ発:本日、市内のエル・ラバル地区にある地域文化会館で開かれていた「イベリア文化遺産に関する公開フォーラム」が、技術的な不具合により一時中断された。このフォーラムは、現在市立文化センターで開催中の
南米連合支援による歴史解釈展示会「イベリアの残光:解放の視点」に対する、地元学術・文化界からの議論の場として注目されていた。
フォーラムでは、地元歴史家であるエレナ・ラモス博士が、
南米連合が推進する「解放の視点」に基づく歴史解釈が、イベリア半島固有の歴史的文脈を十分に反映していないと指摘する発表を行っていた。しかし、ラモス博士の発表中に突如として公共音響システムが機能停止し、セッションは一時的に中断された。主催者側は老朽化した設備の不調を原因として挙げたが、一部の参加者からは、展示会を巡る南米連合と地元学術界との間の緊張が背景にあるのではないかとの憶測が上がっている。
中断後、音響システムは復旧したものの、フォーラムは予定より早く終了。ラモス博士の発表は最後まで行われなかった。この事態は、南米連合の文化介入に対する地元からの根強い反発が、公的な場でも表面化していることを示唆している。