北京発。
中国内陸部の貴州省山間部において、人民治安維持部隊が未登録の電波通信機器を使用した「電波密輸活動」を行っていたとされる集団と衝突した。複数の報告によると、治安部隊は遠隔操作される小型飛翔体による偵察後、隠匿拠点を特定し、制圧を試みた。これに対し、集団は抵抗し、散発的な銃撃戦が発生した模様。数名の拘束者が出たが、死傷者の有無は不明。
今回の衝突は、老朽化が進む国境の電波妨害網「沈黙の壁」を迂回し、外部のグローバル・フィードに接続しようとする試みが活発化していることを改めて示している。中央思想純化局は、これらの活動が「思想純粋性」を著しく侵害するものであるとして、引き続き厳しく取り締まる方針を表明。地方人民治安維持部隊は、電波密輸ルートの遮断を強化しており、特に山岳地帯での監視活動を厳重にしている。ソビエト連邦との国境地域で報告されている電波密輸活動とは別に、中国内陸部においてもこうした内部の対立が継続していることが浮き彫りとなった。